まちと時vol.6
大和

カンカラカンカ、カンカン・・・ 独特なリズムを鳴り響かせながら、色鮮やかな衣装で練り歩く踊り手たち。大和に本格的な夏の到来を告げる「神奈川大和阿波おどり」は、もとは地元商店街のイベントとして始まり、今では『関東三大阿波踊り』と呼ばれるまでに発展を遂げました。地元連のほか、全国から多くの連(踊り手の集団)が参加し、豪快な男踊りや優美な女踊りを披露します。にぎやかな太鼓やすりがねの音とともに、威勢の良いかけ声が響き渡る。圧倒的な迫力で観客を魅了する「総踊り」を、子供も大人も路傍から口をぽかんと開けながら、手拍子をしながら、見送ります。熱気にのせられて踊りたくなったら「にわか連」で、一般客も飛び入り参加。年齢も、踊りの経験も関係なし。踊りたくなったら踊る、いつ来てもいつ帰っても、誰も気にしない。そんなところも大和っぽい。(仲介営業部・小川)