向ヶ丘遊園は、その名の通り、昔ここにあった遊園地。小田急電鉄が2002年まで営業しており、駅から遊園地までをつなぐモノレールも整備されていました。閉園後は、市民の要望で大階段とバラ園だけ残っており、いまは無きモノレールの跡地は自転車置き場に。また、ちょうど、向ヶ丘遊園駅から「藤子・F・不二雄ミュージアム」までの道のりは、モノレールの廃線跡とも重なっています。多種多様なバラが植わった五ヶ村堀緑地の遊歩道には、藤子・F・不二雄先生のキャラクターのほか、モノレールの痕跡がわずかに残っています。向ヶ丘遊園の大階段は「藤子・F・不二雄ミュージアム」に隣接した土地にあるのですが、高い仕切りがあり、中を見るのは難しく‥。それでも遠目で見えるその姿に、昔の思い出が蘇ります。小学校6年生のときに、同級生の女の子と、向ヶ丘遊園で初デートをしたあの頃。駅を出て、モノレールに乗って遊園地へ向かい、入り口にある大階段隣のエスカレーターに乗り、その先にあるスケート場へと進んでいく。その光景をもう見ることはできませんが、あの頃の高鳴る気持ちに懐かしく思いを馳せられる、私にとって思い出の場所です。 学生時代は下北沢に通っていました。多摩区での不動産営業歴は10年目で、周辺環境はかなり詳しいです!