大和市上草柳から藤沢市を南下して相模湾に注ぐ、引地川。その水源近く、大和市の自然公園「泉の森」に隣接する場所にあります。少し細めの坂道をくだると、突然ひらかれる大きな空間。木々に囲まれ、あたたかな陽射しが心地いい。入園してすぐ目の前の釣り池には金魚たちがおり、子どもたちがキャッキャと楽しんでいるのが見えます。孫と餌をあげて楽しんだ鯉やナマズのいる池もあり、ワクワクした思い出がよみがえります。金魚の釣り池の先には、本丸のニジマス池。ニジマス釣りは動きが早く、一瞬で釣れるけれど、その一瞬をつくり出すのがむずかしい。釣ったニジマスは、食べるのはOKでもリリースはNG。3匹釣ったら、3匹食べなくてはいけません。自然の中で、当たり前の命のめぐりに気付かされます。食堂で食べられるニジマスの唐揚げは、1匹まるまる調理で、とてもおいしく、私もすっかり病みつきに。午前中、泉の森から入り、森林浴をしたあとで、ニジマスの唐揚げを楽しんでから釣りに行くのがいつもの流れ。帰りがけに、泉の森の池でザリガニ釣りにいそしめば、小さな幸せの詰まった休日の完成です。 高校時代の思い出は、釣り道具屋で調達した竹竿とバケツを持って、釣りをした多摩川です。