満開だった桜がすべて散り、新年度特有の気持ちの高ぶりも落ち着き始めたころ。毎年、ここを通るのが楽しみになる。肌寒さもなくなり、車の窓を開けると初夏の匂いの南風が、気持ちよく頬を撫でる。今年も夏がやってくるという清々しさを、全身で感じられる場所。相模大野駅から車で10分、大野台にある『こもれびの森』だ。以前、近所の方が「ここは相模原の軽井沢なのよ」と言っていたことを思い出す。地元の人たちに愛され、大切に守られてきた森。初夏は、そんな森を一番綺麗に見ることができる、絶妙のタイミングだ。(仲介営業部・江口)